タイムトラベル春日研究所
「君と僕のアシアト ~タイムトラベル春日研究所~」の第1巻。
藤島康介氏推薦のよしづきくみち氏のオリジナル初連載作品。
以前アシスタントしてたらしいからその関係かな。
以前短編読んで連載して欲しいなぁと思ってたら、いつの間にか連載してた。
この作者らしい、あたたかい話。
連載になってクオリティが下がってしまうのではとちょっと不安だったんだけど、そんなこと全然なかった。
また、この人の描く女の子はかわいいんだ、コレが。
毎回、心に傷がある人が脳内タイムトラベルをして、立ち直っていく物語。
過去に戻って自分の後悔の元を辿っていき、その真相を知ったとき、彼らはどうするのか!?
実際に過去に戻れる訳ではないので、本当の過去を変えることは出来ない。
と言うのがこの漫画の特徴で、たとえ過去の世界で歴史を変えてしまっても実際は変わってないままな訳で。
死んでしまった人はどうやったって生き返らないし、過去の行動はどうやっったって変えられない。
自分の気持ちに区切りをつけ、前へ進むための足がかりとして、過去を旅する。
んで、後半は伏線がいろいろ張られて、連載っぽくなってくる。
もう少し単発の話が続いて欲しかったかなぁ。
実際こんな機械があったら、自分は中学3年に戻りたい。
何があったかは、・・・。
この作者の代表作と言えば、やっぱり「魔法遣いに大切なこと」の作画が有名ですが、
この人のオリジナル話もいいんだよね。
短編集が2冊出てるので、そっちもオススメです。